ドラマ「遺留捜査5」は上川隆也さんが主演を務める連続ドラマで、タイトルにとついているように、2011年から放送された第1シリーズから続きに続いて、2018年の今年が第5シリーズになります。
今回はこの遺留捜査の第5シリーズの5話のあらすじからネタバレ感想、印象に残ったシーン、動画のお試し無料視聴方法をまとめていきますね!
ドラマ「遺留捜査5」5話のあらすじ・見どころ
遺留捜査5話観たよ-。話としては超安定版って感じ。科捜研で上川隆也さんが甲本雅裕さんの手を握る所が印象的だったけど、一度放した手が又握られてたのはスクリプターのミスなのかなー?小野武彦さんは笑顔が素敵ないいお父さん的だったのに残念。西原亜希の供述があっても実刑判決は不可避かなー。 pic.twitter.com/oR6lwNaRTF
— 丸本由起子 (@yukikomarumoto) 2018年8月16日
海外の映画賞にもノミネートされるなど、今をときめく衣装デザイナー・井波幸俊(斉藤陽一郎)が、自身のアトリエで死体となって見つかった。第一発見者はアシスタントの里中浩平(一條俊)で、里中によると、井波は死の直前まで映画の美術監督・山野辺達仁(小野武彦)と作品の方向性をめぐって言い争いをしていたという。
臨場した糸村聡(上川隆也)はアトリエの物陰から金属製の棒状のヤスリを発見し、調べはじめる。その結果、それは山野辺が刃物店に依頼して作ってもらった特注品の爪ヤスリと判明。問い詰めたところ、山野辺はあっさり犯行を認め、全面的な自供を開始する。だが、大部屋俳優の父を持ち、幼いころから撮影所に出入りしていた佐倉路花(戸田恵子)は、旧知の間柄である山野辺の犯行を信じることができない…。
そんな中、爪ヤスリから検出された成分に疑問を抱いた、糸村。いったい山野辺は、この爪ヤスリで何を磨いていたのだろうか…!? さらに、遺体の解剖鑑定書から意外な事実が浮上して…!? はたして1本のヤスリをもとに、糸村がたどり着いた、切なすぎる真相とは…!?引用:http://www.tv-asahi.co.jp/iryu_2018/story/0005/
遺留品の爪ヤスリに秘められた思いと事件の真相が見どころです!
ドラマ「遺留捜査5」5話のネタバレ感想
世界的衣装デザイナー・井波(斉藤陽一郎)が、自身のアトリエで遺体で発見されます。
頭を殴られた後に、首を絞められ殺害されていた井波は、人を虐げるような性格で、現場でも言い争うことが多く、事件当日は、映画の美術監督・山野辺(小野武彦)と言い争っていたとを第一発見者で井波のアシスタント・里中(一條俊)が話します。
現場で、金属製のヤスリを発見した糸村(上川隆也)は、刃物店を訪ね、山野辺が特注で作った爪ヤスリであったことを突き止めます。
特別捜査対策室は、山野辺を取り調べます。
すると山野辺はあっさり井波の殺害を自供します。
しかし、幼い頃から山野辺と知り合いだった佐倉(戸田恵子)は山野辺の犯行を信じることができず、糸村は、山野辺が特注してまで作った爪ヤスリが何に使われていたのかが気になり、捜査を続けます。
山野辺の犯行を裏付けるため、特別捜査対策室は捜査を続けます。
そこで、アシスタントの里中は井波のゴーストデザイナーであったことが判明します。
里中は、井波に縛られ独立すら許されない環境にあったのです。
撮影現場近くにあるビストロの店長・北澤(西原亜希)が里中のアリバイを証明していましたが、2人が婚約していて、北澤は妊娠していたことも発覚します。
雨宮(永井大)と岩田(梶原善)は、山野辺の供述を確認するため現場を調べますが、血痕などの痕跡が見つからず、さらに井波がスタジオを出てから殺害されるまでの2時間の足取りがつかめずに困惑します。
司法解剖の結果、頭部の傷には血腫ができていたため、首を絞められるまでに1時間以上時間が空いていたことが判明します。
殺害現場は別のところにあると考えた特別捜査対策室は、映画の撮影スタジオで血痕を発見し、さらに花のキーホルダーを見つけます。
一方、糸村は山野辺の自宅のゴミ箱から木製の宝石箱を発見します。
花のキーホルダーの持ち主でもあり、井波の頭を殴ったのは北澤でした。
里中を縛り付けておきたい井波が、北澤を突き飛ばし、赤ちゃんの危険を感じた北澤が咄嗟に井波を寸胴で殴り、逃げたのです。
頑なに自分の犯行だと言い張る山野辺のもとに糸村が爪ヤスリを調べた結果を話に来ます。
3分間のスタートです。
結婚式直前に亡くなった娘に、結婚祝いとして送る予定だった宝石箱。
山野辺は、ビストロに通ううちに北澤を娘のように思っていました。
里中との結婚を聞いた山野辺は、娘に贈る予定だった宝石箱の手入れをし、北澤の結婚祝いにしようとしていたのです。
スタジオで倒れていた井波から、北澤に殴られた経緯を聞いた山野辺は、井波の首を絞め、アトリエに運び、わざと爪ヤスリを現場に置いて、捜査の目が北澤に向かないよう、あえて自分に容疑がかかるように仕組んだのです。
それでも山野辺は最後まで「自分がやった。自分が一人でやった」と言い張るのでした。
ここで第5話はおしまいです。
ドラマ「遺留捜査5」5話のあらすじネタバレで印象に残った言葉・シーン
ラストシーンで、山野辺が「自分が一人でやった」と言い張るシーンが印象に残りました。
いつもなら、事件解決後の特別捜査対策室のほっこりするシーンで終わるんですが、第5話は山野辺が「自分がやった」と言い張って終わると言う、切なさが残ったまま終わってしまいました。
血のつながった娘じゃないのに、最後まで“父のように”北澤を守ろうとする山野辺の姿は切なかったですね。
父親のように慕ってくれる女性を、娘のように思っていたからって、普通ここまでできませんよね。
隠蔽するくらいならできるかもしれませんが、首絞めて完全に息の根を止めたんですから。
ただ隠蔽するだけじゃなく、自分の手を汚してまで血のつながらない女性を守るって単純にすごいことですよね。
それだけでもすごいのに、罪を一人で背負い込もうとしている姿に感心してしまいました。
娘を亡くしたからって、ここまで他人の女性を庇えるものでしょうか。
実際、北澤は正当防衛ですけど、人を殺したという罪の意識は消えません。
そんな罪の意識すらも払拭したがっているようにも思えました。
単純に、娘のように愛した女性の幸せだけを願っている山野辺。
その純粋な愛を見せつけられる形で、本編が終わってしまったのでひたすら切なさが残ってしまいました。
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